神奈川県秦野市の防災備蓄は何日分? 富士山の降灰30cmを想定して算出
富士山から45kmの風下。想定降灰は30cmで、距離のわりに多い量が見込まれている地域です。
神奈川県秦野市・大人2人の世帯
12 分の備蓄をおすすめします
神奈川県秦野市で想定されること
- 南海トラフ地震の揺れ
- 震度6弱
- 首都直下地震の揺れ
- 震度6強
- 富士山の噴火による降灰
- 30cm富士山火山防災対策協議会の降灰可能性マップ
- 表層地盤による揺れの増幅
- ×1.06扇状地
神奈川県秦野市の備え方
45km離れていて30cmというのは、距離だけを見ると意外に思えるかもしれません。これは協議会が季節ごとの風向を重ね合わせて出した想定で、秦野市が風下に入りやすいことを反映しています。距離から推測した値ではなく、公表されたマップの実値です。
30cmは、内閣府のガイドラインが「降雨時に木造家屋が倒壊するおそれ」として、原則的な域外避難を求める境目です。積もり始めたら、屋根の上の重さを気にする段階に入ります。
秦野市は扇状地で、揺れの増幅は1.06倍と平均的です。地震そのものの揺れやすさより、灰が積もったあとの生活の止まり方のほうが、この土地では効いてきます。道路が灰で埋まれば、車は走れず、物流も止まります。
灰は水道の取水口や浄水場にも影響します。飲料水の備蓄に加えて、トイレを流すための生活用水をどう確保するかを決めておいてください。風呂の残り湯を溜めておく習慣が、この地域では実際に効きます。
防災士監修(2026-09-12)