神奈川県小田原市の防災備蓄は何日分? 富士山の降灰30cmを想定して算出
富士山から40kmの風下にあり、想定降灰は30cm。さらに地盤が軟らかく、揺れが1.8倍に増幅する見込みの土地です。
神奈川県小田原市・大人2人の世帯
14 分の備蓄をおすすめします
神奈川県小田原市で想定されること
- 南海トラフ地震の津波
- 3.3m
- 南海トラフ地震の揺れ
- 震度6弱
- 首都直下地震の揺れ
- 震度6強
- 富士山の噴火による降灰
- 30cm富士山火山防災対策協議会の降灰可能性マップ
- 表層地盤による揺れの増幅
- ×1.82後背湿地
神奈川県小田原市の備え方
小田原市は、降灰と地震の両方が重なる珍しい位置にあります。30cmは内閣府が「降雨時に木造家屋が倒壊するおそれ」とする境目そのもので、避難を考え始める量です。同時に首都直下地震で震度6強が想定され、後背湿地という軟らかい地盤のため揺れが1.82倍に増幅すると見込まれています。
液状化の可能性も高い区分です。液状化が起きると、家が傾くだけでなく、水道管やガス管が地中で折れます。建物が無事でも生活が止まるのはこのためで、この地域の日数にはその分が加算されています。
灰が積もった状態で地震が来る、あるいは地震のあとに噴火が起きる。この順序はどちらもありえます。片方ずつ対策を考えるのではなく、「道路が使えず、水も電気も来ない日が続く」という一つの状況として備えてください。
備えの中心は、水と簡易トイレ、そして防じんマスクです。灰は雨で流れず、乾けば風でまた舞います。片付けが終わるまでの数週間、外に出るたびにマスクが要ると考えておくと過不足がありません。
防災士監修(2026-09-12)